「戸当たり」ってご存知ですか?

 

 

そう、壁にドアが当たらないようにする部品です。

近年、写真のようなスマートな戸当たりが

出てきました。

 

戸当たりがついているから

壁にドアが当たってキズがつかないと

思いきやそうでもないのです。

 

 

もっとも、使い方と言えば使い方なのかもしれませんが、

床に取付してある戸当たりの場合、

ドアを強く押すと、ドアノブが壁に当たってしまいます。

 

 

じゃあ、壁から離れた位置に戸当たりをつければ

いいような気もするのですが、

 

あまり壁から離れたところに取付すると、

ドアの開口が狭くなってしまいます。

 

今回は建築会社さんの方でアフター対応で

1cmほど壁から離れた位置に戸当たりを

付け直されていました。

 

ぜひ一度皆さんもお持ちの物件やご自宅で

確認されてみてはいかがでしょうか?

 

そしてもうひとつ、この床についている戸当たりですが、

マグネットで持ち上がるようになっているので、

 

クリーニング屋さんがべったりワックスを塗ってしまうと、

作動しなくなるので注意が必要です。

 

出始めのころ、「ドアが壁に当たる」と

新入居者さんからサービスリクエストを頂いたことがあります。

 

それ以降、このタイプの戸当たりがついていると、

工事の完了確認の際、動作確認もするようにしています。

 

戸当たりのお話ついでにもうひとつ!

 

 

写真のような以前からあるドアについた戸当たりですが、

最近の住宅の多くは壁の下地に石膏ボードが使われているのですが、

強く押すと壁に穴が空くことがあります。

 

大切に使ってくれる入居者さんだと

こういったトラブルにはならないのですが、

 

乱暴に使う入居者さんに限って、

「普通に使っていたのになった!」

と言って退去立会いの際、トラブルになることが多いです。