退去立会いにお伺いすると時々お見えになるのが
「臨戦態勢の入居者さん」です。
今回の退去立会いは2LDKにご夫婦で入居4年の方でした。
奥様が契約者で旦那さんと旦那さんのお父様が
退去立会いに起こし頂きました。
出迎えてくれたのは旦那さん、
室内に入るとお父様が契約書を握り締め、
挨拶もしてくれず、私を睨み付けている。。。
結構、こういう方いるんです。
こういう方の多くは、よくよく話をお聞きすると、
「以前退去した部屋で、綺麗に使っていたのに
高額な原状回復費用を請求された」
という経験がある方が大半です。
折角、長く住んで頂いて最後にこういう形は悲しいですよね。
もちろん今回は、綺麗にお使い頂いていて
・クリーニング代の負担についても契約書に明記
・入居時からあった傷も申告済み
でしたので、契約書内容をしっかりご説明して、
円満に退去頂きました!
退去立会いで揉める場合、
・契約内容の曖昧さ
・入居時のキズ等を貸主・借主が把握していない
・入居中のトラブルを貸主側に連絡していない
などが、多くの原因だと思います。
ぜひ、大家さんも入居者さんも思い当たることがあれば、
上記のような理由を明確にして
トラブルがない退去が出来るように心がけてみてはどうでしょうか?