前管理会社から引継ぎをした後に判明したのですが、
25ヶ月水道料金を滞納されている入居者さんがいます。
前管理会社が管理している途中までは、
行政の「各戸検針」だったそうなのですが、
水道メーターを交換する時期が来たそうで、
メーター交換費用が高いので、前管理会社のススメで
「戸数扱い」にしたそうです。
■名古屋市の場合の「集合住宅における検針と料金について」
それがまた不思議なもので、連絡しても全く連絡がない入居者なのですが、
「家賃は滞納なく支払いしてくる」のです。
仕方がなく大家さんと顧問弁護士の先生と相談の上、
「支払督促申立」をすることになりました。
■支払督促申立とは
これは顧問弁護士の先生と相談して言われたことなのですが、
水道料金を「各戸検針」から「戸数扱い」に変更した覚書がない、
当然、入居した際には「各戸検針」だったので、
契約書にも「水道料金を大家さんに支払う」という項目もないのです。
幸い最初の数回支払われた履歴かあったので、
今回はこれで「大家さんに支払う」ということに了承しているという、
証拠があるということになるそうです。
遠方にお住まいの大家さんの代わりに私が
名古屋簡易裁判所支払督促係に「支払督促申立書」
を提出しに行ってきました。
くれぐれも誤解がないようにお伝えしておきますと、
私は提出をしに行っただけで委任を受けた訳ではありませんし、
この「支払督促申立」に関して報酬を頂いている訳ではなく、
非弁行為はしていません。
■非弁行為とは
本当はこういうことをしなくても、
入居者さんと話し合いができて、分割払いのお約束とかが
できればいいのですが。。。
今回のことがあり、水道メーター交換に費用が掛かっても、
「戸数扱い」にするのはリスクもあることを実感しました。