入居や退去の理由で、就職や進学、
転勤や自宅購入などがあります。
意外と多いのが男女間の問題です。
良い問題は、結婚や同棲するなどがあります。
当然悪い理由もあって、離婚や同棲をやめるというのもあります。
6月はジューンブライドでの入居や退去も多いのですが、
今回の退去立会いは、
「同棲している彼と喧嘩して住むところがないのですぐ入居したい」
という理由で数ヶ月前に入居された方が、
「彼と仲直りしたので退去したい」
という理由での退去立会いでした。
まあこれはこれでいいことなのですが、
お二人が話している様子がとても喧嘩腰な話し方で
少し心配になりました。
今回のように退去の手続きや家賃の支払いなど、
契約をちゃんと守ってくれていればいいのですが、
この男女間のトラブルで忘れてしまって問題になるのが、
「契約名義」です。
彼の名義で契約して同棲、
喧嘩をして彼が出て行ってしまい、
彼女はそのまま居住していて家賃滞納。
旦那の名義で契約していて、
離婚して旦那は出て行ってしまい、
奥様は居住し続け、退去時の原状回復のお話になると、
奥様は、
「元旦那が契約者だから、そっちに言って!」
元旦那様は、
「住んでいたのは元嫁だから元嫁に請求してくれ!」
なんてことがありました。
家賃の支払い義務や原状回復の義務は
すべて契約者にあります。
男女間の問題で第三者を巻き込まないように、
契約名義はちゃんとしてください。
また大家さんや管理会社も
居住者が減っていることなどがわかったら、
聞きづらいことではありますが、確認が必要ですね。